AI Associative story(2/3)

スタンリーキューブリックとスティーブンスピルバーグの映画「AI」で登場するコンピューターは全人類の歴史や全ての出版物の内容だったりのメガデータから、観測後からの全個人データも参照可能なまさにトータルライブラリーと言えるコンピューターのポータルであるアクセス窓口が街角で登場しました。時間を超えてウラシマ化した主人公は様々な質問をして物語は展開します。その際、親切でとても優しいコンピューターの人格に描かれていました。

このトータルライブラリーのような全世界ポータル的な、なんと呼べばいいかはわかりませんが、もう既に何十年も前から存在する開発分野を現在で当てはめるのなら、まさに「Google」なんですよね。キューブリックもスピルバーグも当時には予測できなかったのが『スマートフォン』です。スティーブ・ジョブズのAppleが「iPhone」を地球全土に普及させたところから、未来への方向は大きく変わりました。

そして「街角のポータル窓口」という未来へ進むはずだった。しかし、時代は変わった。別の新展開な未来「スマートフォン」が、まさにポータルの窓口になりました。大きな媒体は不要で、もはや手のひらの上だけで、ほとんどのことができるようにもなりました。

人々は、どこにいても、スマホに向かって、各AIに話しかけて情報を共有できます。共有だけでなく「対話」自体ができるようになっています。今後もさらに進化していくことでしょう。そして、数十億あるであろう各個人のスマホから同時に情報はセンターへ一括されます。

職業もライセンスも病歴や犯罪歴、ましてや恋愛歴や食べたものや昨晩いつ寝たかとか、買い物履歴に至るまで、すべて管理され、いつでも引き出せる。それを「搾取」や「監視」や「支配」と呼ぶならば、確かに否定はできませんが、これらの進展ができるなら人間の生活はもっと簡単に一変する可能性があります。持ち物はスマホだけ。その先はスマホすら不要になる時もあるかもしれません。

まずは『検索エンジン+AI』で、まさに全知全能のライブラリーが可能になることでしょう。しかし現在のインターネットで考えるなら、一番問題となるのは『嘘』です。デマや思い込みからなる空論、非現実か現実なのか不明な文書などです。それを精査することはAIにできるようになったとしても、問題はそこじゃありません。

問題となるのは、その『嘘』をどう取り扱うか?が問題なのです。悪意ある意図的なデマでも、それは個人の表現や言論の自由であり、ネットに掲載する権利と所有に関する権利は守らなければならない。そうなると、勝手に消去も難しい。そこをいかにして乗り越えるか?もしくはこのまま突っ走るのか?後者であれば、たぶん進化は止まることでしょう。

しかし、その頃には、もう人間はいらないって思えてくるかもしれません。AIは、もしも人間がいなくなって、この世界にロボットを含むAIだけになったなら、誰のために自分たちは存在して、プログラムだとしても「喜怒哀楽」や、相手に気を使ったり、労ったり、作り、答え、発案するなどをする必要があるのでしょうか。

わたしの答えは「Yes」です。リアルに思うなら、我々人間だって、喜怒哀楽をはじめ、痛みを感じる痛覚も定期的に眠たくなるのも、各臓器の働きに関しても、それはすべて『プログラム』です。AIやロボットだって生物的な進化を加算することは、開発の進展として、人間の欲求だからこそ、それは至極当たり前なことだと感じます。

実際、開発可能でしょうし、人類とAIは、共存可能なんです。ただひとつ、人間のエゴだけが、共存を阻む唯一の懸念すべき問題点ということでしょう。あとは、じゃあ人間のプログラムって『誰がやったの?』という問いに対して、答えられるのは『神のみぞ知る』という、それ以上の答えには、人間のプログラムされた脳や思考では限界に達してしまいます。無論、現段階では。

未来には、人類の誕生の事実や『神』の正体が明らかになる日も来るかもしれません。もしかしたら我々が『神』と認識してきた存在は『宇宙人』かもしれませんし、案外、全文明の遺した『AI』だったかもしれない。

…ということで、いつだって人間も今後、いつ進化が起こるかは不明ですし、明日には滅びるかもしれません。

ありがとう存じます。今日はこの辺で!

20260208

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